ほいくガイド

令和3年度版

11.保育園の民営化・改築について

 

【1】区立保育園の民営化

板橋区では、老朽化した区立保育園の再整備を進め、保育環境の向上を図る必要があることから、「公立保育所の再整備方針」を策定しました。

公立保育所の再整備にあたっては、「板橋区公立保育所のあり方について」における「今後の民営化方針」に基づき、民間活力の活用による民営化を優先して検討を進めます。民営化対象園の選定は、施設の老朽化、地域の保育需要、代替地の確保などの視点を踏まえて検討します。この再整備方針に基づき、今後5年間で民営化準備に着手する区立保育園を下記のとおり決定しました。

民営化対象園の区立保育園については、在園中に民営化により保育園の実施主体が変更となり、区立から私立に移行します。

あらかじめご了承のうえ、お申込みください。また、現在予定されていない園でも、併設している建物の建替え計画等により民営化する可能性があります。

民営化対象園

(1)民営化実施園

施設名 築年数 民営化実施年 移転予定先
板橋保育園 築53年 令和6年度 富士見町20-18(都営板橋富士見アパート内敷地)
弥生保育園 築49年 令和7年度 同一敷地内

(2)令和3~5年度の間に民営化個別計画と民営化年度を公表する予定の園

施設名 築年数 民営化実施年 移転予定先
ときわ台保育園 築52年 令和8年度以降 常盤台3-27-1(現常盤台区民事務所)(※)
西台保育園 築46年 未定 未定

※ときわ台保育園の民営化園舎は、常盤台区民事務所が移転・解体後に整備します。
 なお、区民事務所は、中央図書館(平和公園内に改築移転)の跡地に移転する予定です。

(3)公設民営保育園

現在、指定管理者制度等で運営されている公設民営保育園の「にりんそう保育園」、「こぶし保育園」は、民営化を予定しており、計画が具体化した段階で個別計画を公表します。

 

民営化の進め方

民営化は「公立保育所の民営化ガイドライン」の基本的な進め方に沿って行います。

  • (1)民営化対象園の発表から移行までは準備期間を設け、保護者への情報提供と協議を行いながら、信頼関係の下に進めていきます。
  • (2)既に入園している児童の保育環境(保育内容・行事等)に配慮し、基本的に急激な変更を行わないよう進めていきます。
  • (3)運営主体の選定にあたっては、地域の保育ニーズを反映して保育サービスの向上を確実に期待できる事業者を選定します。
  • (4)移管先事業者の準備に要する期間を十分に確保しながら、保育運営に支障がないよう配慮し移行します。
  • (5)民営化後も保護者・事業者・区の三者で協議する場を設置し、また、移管事業者への指導検査を定期的かつ計画的に実施し、運営に対する指導・助言を行っていきます。

 

民営化の基本的なスケジュール

民営化3年前 民営化2年前 民営化1年前 民営化実施年
個別計画の公表
保護者説明会
事業者公募条件の
調整・確定(事前検討会)
事業者公募
事業者選定・公表
三者協議会
引継ぎ開始
三者協議会
新園舎整備
合同保育
(12月~3月の4か月間)
民営化(4月)
三者協議会
(~翌年度まで)

 

板橋区認可保育園受入可能合計数

令和7年1月 ・2月・3月(令和6年12月2日現在)
  • 0歳
  • 1歳
  • 2歳
  • 3歳
  • 4歳
  • 5歳
  • 延長
    保育

表示されている受入可能人数は、令和7年1月・2月・3月 入所(入園)の保育園全園の合計人数です。

こどもと社会の未来を
育む認可保育園2015

ー 総括及び中長期計画実践報告 ー
こどもと社会の未来を
育む認可保育園2007

ー 認可保育園の役割と今後の展望 ー

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