認可保育園を知りたい! 平成31年度版
6.保育施設の選び方(見学のポイント)
~厚生労働省「よい保育施設の選び方十か条」を基に作成しています~
(1) 園選びの前に考えておきましょう!
保育施設は様々な運営形態があります。また、保育時間や延長時間も施設によって異なります。
ご家庭の実情や子育てで大事にしてきたこと、これから大事にしていきたいことを踏まえて、保育園を選ぶようにしましょう。
○生後何か月から保育が必要か?
認可保育施設によって受入れ月齢・クラス年齢が異なります。こちらで確認しましょう。
○通勤の都合、子どもの健康面にも留意した保育時間は?
保護者の通勤時間や通勤手段と合わせて園を選びましょう。また、通園の方法などが子どもの負担にならないかなど、子どもの健康面にも留意して検討しましよう。
(2) 園見学をしましょう!
決める前に施設を見学してみましょう。園見学をご希望の際は、各施設へ直接お問い合わせください。キャッチフレーズや建物の外観など、見た目だけで決めるのは避け、お子さんが生活する場所を、保護者の目で見て確かめましょう。
園見学の7カ条
- 事前に訪問日時の約束をしましょう
保育園の場合、昼寝の時間があります。通常の保育指導を見学するために、事前に施設と連絡をとり、見学日時を決めて施設に訪問しましょう。
- 部屋の中まで入ってみて
見学のときは、可能であれば、子どもたちが過ごしている保育室の中まで入らせてもらいましょう。年齢や保育時間の長さに応じて、子どもの負担にならないような配慮や工夫がなされているかなど、見てみましょう。
- 子どもたちの様子をみて
子どもたちの表情がいきいきとしているか、見てみましょう。保育士の子どもへの関わり、子どもへの声かけや会話など、雰囲気を見るのも大切です。
- 保育する人の様子をみて
保育園では、1日のうちに複数の保育士と関わることになります。クラス担任の保育士や補助の保育士など、様々な保育士がいることを知って、構成などを確認するのもよいでしょう。
- 施設の様子をみて
保育室の広さや整理の状況、遊具の配置や種類なども見てみましょう。乳児が静かに眠れる場所、子どもが動き回れる広さがあるか、なども聞いてみましょう。
- 保育の方針を聞いて
保育園ごとに保育の方針があります。園長や保育士から、保育の考え方や内容について、聞いてみましょう。
- その他
日々の発育に関わる食事について、どんな給食が出されているのか、聞いてみましょう。
連絡帳などの家庭との連絡や参観の機会などがあるか、聞いてみましょう。
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